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「ひぃ・・・っぁ・・・っ‼」
事後の余韻に浸る間もなく、胡座をかいて座り直した晋哉の腰に跨がると、びんびんに屹立した彼の雄に体を貫かれた。
「力を抜くんだ、息を詰めずに・・・肩に掴まって・・・」
晋哉に言われるがまま息をつくと、熱いモノが、ずずずっと競り上がってきて、お腹の中の隅々まで彼ので満たされていった。
「痛くないか⁉」
「う、ん・・・」
根元まで埋め込むと、ぎゅっと抱き締められた。温かな腕に包み込まれ、幸せのあまり、嬉しすぎて目蓋がじんと熱くなった。
課長が、腰を抱くように後ろに座ってきた。
「愛してる・・・」
「いつまでも一緒だ」
生涯変わらぬ愛を二人が誓ってくれた。
会社で二人に襲われたときは、訳が分からず、混乱しただ泣きわめいていた。
でも、心底愛するが故、暴走した二人を咎めることなど出来なかった。
だって、僕もこんなに二人を愛しているし、愛されることに悦びを感じているから。
「晋哉、動いていいよ」
自分から彼の唇に口付けをした。
「お前は煽るのが上手い」
穿たれた彼の雄がグンと一回り大きくなり、窄まりが小刻みにヒクついた。
恋人たちとこうして繋がり、快楽を享受できることが何より幸せだった。
「っふ・・・っ・・・あ、ぁ、ああっ・・・--」
「朔也、愛している」
「僕も・・・しんやが・・・っあ、好き・・・好き・・こうすけも・・・好き・・・」
深く激しく突き上げられ、課長の口唇に唇を塞がれ、しゃくりあげながら咽び泣き、やがてふっと意識が途絶えるまで、恋人たちに代わる代わる愛された。
その後ーー
住んでいたアパートを引き払い、課長・・・ううん。公亮の家に引っ越した。勿論、晋哉も一緒。三人で同棲生活を始めた。
平日、仕事が忙しい分、週末はなるべく3人で過ごすようにしている。何だかんだといって、今の所、上手くいってる。
「裸エプロンがいいな」
「絶対似合うと思うよ」
「はぁ!?」
夕飯の準備をしていたら、そんな恐ろしい事を二人に言われ固まってしまった。
マジか・・・
にこにこ、にんまりとする恋人たちが、次第に鬼に見えてきたのはいうまでもない。
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