見せるだと大変なことに……

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見せるだと大変なことに……

 実際に表に出すかは別ですが、旦那さんたちの個性的な性器を書くという方向で進める場合、本人の許可が必要になります。  とうことで、聞いてみました。  月命(るなすのみこと)は即答でOKでした。 「コンプレックス持ってたのに、早いですね?」 「君に認めてもらえたので、僕はもういいんです〜」  それを筆頭に、光命(ひかりのみこと)夕霧命(ゆうぎりのみこと)焉貴(これたか)、孔明の了承は得ました。    張飛はですね、たまに話す程度の仲で、性的なつながりはどこにもなく、今のところ、お互いそんな気もなくなので、彼のは伏せるという方向です。  あとは、全員仕事中なので家にいません。ということで、夫たちがそれぞれに電話してくれました。  光命が蓮に。 「光がいいのならいい」  孔明が明引呼(あきひこ)に。 「何? 電話してんだ? 同じ家にいんのによ? 瞬間移動してこいよ」 「倫ちゃんの話」  電話を渡されて、 「性器の描写の件ですが……」 「いいぜ」  月命が貴増参(たかふみ)に。 「構いませんよ」  焉貴が独健(どっけん)に。 「見せてもいいぞ」  即行、焉貴から独健にツッコミ。 「独健、見せるじゃなくて、書くだから」 「あ、そっか」  明智家で唯一の感覚夫、独健。  やらかしていた。  性器を見せる――服を脱ぐ……。になってしまう。  描写するの、書くです。  全員の了承は得たんです。  ですが、今のところ、過激すぎるという理由で非公開です。  夫たちは公開しろと全員推しているのですが……。  妻だけのお楽しみ。むふふふ……。  九本も並ぶと、いい眺めだなぁ〜♪
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