第二話 さぶミッション ~拙者のヨメはお尋ね者でござる~

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【仲直りできました♪:しぶ太郎さんありがとうございます。 嫁と一応仲直り?っぽくなりました。しぶ太郎さんのアドバイス通り、先におはようを言ってみただけですがwwご報告です。@鬼武者ケムマキさんより】 「あ、時々そういうコメントも来るんで、ちゃんと一緒に考えてあげるんです。みんなスカイウォン保持の賞金稼ぎ仲間ですもん。助け合わないと」 「全く、今の賞金稼ぎの連中ってみんなこんななの? どうりで手応えのあるヤツが来ないと思った」  ヨーコがコーヒーカップを置いて、ふぅーっと長いため息をついた。 『ムコどの、相変わらずユルい……が、あっぱれ! 漢は常に心にアソビがなければいかーん!』 「おお、さすが百戦錬磨の父上! わかっていただけますか!」  つぶらな瞳をキラキラさせて、さぶ太郎がマンタイを見つめる。 『うむ! 四六時中気を張っていたら、いざという時には疲弊して使えぬ。ムコどのはよう心得とる。さすが我が娘のムコじゃ!』 「ちょ、おとさんやめてよ! その件はあたしまだ……!」 「ええっ!? まだダメなんでござるか? 拙者のドコがそんなにダメーー!?」 「うううるさいわね、イロイロよ! とにかくこの話はもう終わり。あたし寝るっ!」
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