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「…どうしたんですか? 高見さん…急に黙っちゃって…」
「…なんでもないわ…ただ…」
「…ただ、なんですか?…」
「…こう言っては失礼だけど、人は見かけによらないと、思って…」
「…そう言ってくれると、嬉しいです…」
「…どうして、嬉しいの? 失礼だけど、私はこれまで、内山さんをもっと子供だと思っていたわ…」
「…高見さんは、正直だからです…」
「…正直だから? …どういうこと?…」
「…私は童顔で、背も153㎝しかありません…だから、24にもなって、高校生と間違われるのもしょっちゅうです…でも、そんな私を見て、大人っぽいとか、男にモテモテだろなんて、見え透いたお世辞を言う人間は信用できないじゃないですか? …それに比べて、高見さんは正直に、私を子供っぽいと言ってくれます…だから、信用できるんです…」
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