バスケット

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バスケット

「笠崎山に行って山菜を摘んできて。」 「はーい。」 私はバスケットをもって外へ勢いよく飛び出した。私の名前は瑠花。弟の真治と,母,父の四人暮らし。私の父は働き者だ。自分が起きると父はもうすでに職場で仕事している程だ。 こんなことを考えていたらあっという間に,笠崎山ついた。自然の空気が美味しい。今日は青い空な。今日はいい日になりそう。 さてと,山菜を摘むか! これくらいで十分だろう。バスケットに入るだけの山菜を入れた。 「お母さん,山菜摘んできたよ。」 と声をかけた。 「……」 あれ?返答がない,何かあったんだろうか… 恐る恐る扉を開いてみた。
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