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白鬼の両脚から噴出する煙
蒸気機関を思わすように
もくもくと吐き出しては 加速していきます
一方 津軽 剛
こちらは先ほどまでの加速を止めて 立ち止まり 敵の攻撃を防御するのに専念中
「ふはははは どうしたぁ若僧ぉ さっきまでの勢いはもう無くしたかぁ ふはははは~!」嘲笑する白鬼
が 津軽 剛 平然と答えます
「あんた なんだって それだけ力あるのに もう一人の鬼の配下に甘んじてるんだ? おそらく鬼の能力的にはあんたの方が上だろう?」
「何を言ってる?小童 ん? 何故だロウなぁ?」
っと ツヨポンの呟いた独り言に反応した白鬼
速度を落としてきています。
「あんたの名前は白鬼(びゃっき)だろ? おれがまだ子供の頃 この伊吹山の鬼の総大将だったはずだが。。。。。」
「ふん 知れた事よ 私より強き鬼に従っている。。。。。。ん?
強き鬼だと。。。。。ん?」
と呟いた途端 白鬼 いきなり 頭を掻き乱して 「なんだぁぁ~この頭の痛みはぁ?!」
とのたうち回っています。
津軽 剛 呆れ顔で 「おいおい 大丈夫かぁ?って 敵に言うのも変だが。。」
そこへ 化野 蓮杖 横変やってきて「どうも様子がおかしいが 写幻機で封印しちゃうかぁ?」
「いや もう少し様子見ましょう もしかしたら この伊吹山の事件解決の糸口になるかもしれないです」
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