第四章 津軽 剛 孤独なる戦い

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白鬼 あれだけ ものすごいスピードで 動いてたにもかかわらず 止まってしまいました。 「私は ん? 何故 」 ぷしゅー 足元から出ている煙が 減ってきて 心が落ち着いたのか? 「馬鹿な この白鬼とも言うものが こんなものに操られていたとはぁ~!」と いきなり  カァー! 口から 鬼虫を吐き出しては「ビョウキかぁ あやつ ふざけやがってぇ」 津軽 剛 白鬼の変貌ぶりに 驚きつつ「おいおい どうしたぁ もう戦うの止めたんかぁ?」 「どうやら 彼の鬼は自分が操られていたことに気がついて 操り者に怒りを覚えたようですね 」 「化野さん ってぇことは?」 その二人の人間のやりとりを聞いてた白鬼 「ふん!貴様ら人なんぞと遊ぶよりやらねばならんことができた。」と踵を返したところ なんとー 洞穴方面より 無数の大型蝙蝠の群れが 飛んできました。
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