第五章 大妖行列

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同じ頃 K奈川県H根付近にて 大妖行列の先頭集団が 関東から集結した炎聖寺の道場師範らと 激戦繰り広げていました H根A湖畔に展開する 炎聖寺道場主たちの結界に突っ込んで来る 大妖怪たち 大百足が毒液を撒き散らし 結界を破壊 はたまた 白虎が 結界に開いた穴から侵入しては K奈川県警現象課の戦闘員に襲撃 閠から派遣された 封印師と激突 まさに阿鼻叫喚とも言うべき状況に 神務庁の剣士たちが 湖畔に到着して 神刀をもって 大百足を切り刻み なんとか 大妖行列の第一波を撃破したのは  その日の明け方 太陽が昇る直前でした。 朝日に照らし出されて 大妖行列第一波は 異空間へと引き上げて行きました。 その朗報が 東亰の緑風荘に届いたのは これまた 三つ目ヤンマや 一つ目魂虫らをやっと殲滅させた時でした。 利根川先生が 緑風荘周辺にいたあやかしたちを 波状烈火(はじょうれっか)で 焼き払って 報告に来ました。
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