第五章 大妖行列

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緑風荘にて破れた結界を修繕するため 坂の上の相談所長 誠 糺氏がすぐやってきては 結界を整えている最中 信濃副校長が「誠くん 急な修繕すまないですね ところで今日は 大狸の大ちゃん連れてきてる?」と訊けば 「大ちゃんは H根に行ってる かなり向こうも厳しい状況で」 信濃女史 「はぁ そうかぁ H根じゃぁ 戻せないねぇ あとはぁ 京都に飛んでもらいたいんだが 誰かいない?」 誠所長 丸い顔を傾げて 考えていると 京都よりちょうど戻った ツヨポンと一緒にやってきた 封印写真家 化野蓮杖氏 誠所長を見て「誠所長 あれ 常闇一族事件以来ですね ご無沙汰してます」と どうやら この二人知り合い同士だったようで 「信濃女史。うってつけの連絡係いましたよ 化野くん ヤタガラス連れてるよね」 「ヤタちゃんなら 写幻機内にいますが」と言い 写幻機より ヤタガラスを 飛ばします。 「蓮杖 なんだぁ こんな所で何の用事だ?」と人語を話す大型の三本脚のカラス ヤタちゃんが 上空で化野蓮杖へと。。。。 そこへ 信濃女史 ヤタちゃんを手招きして呼び寄せます。 「おいおいなんだぁ このおばさん 」
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