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っが お嬢たちは まだ 自分たちのクルーザーに 妖怪軍が忍び寄ってることに気がついていませんでした。
船室にて 一人 瞑想していた 津軽 剛 ツヨポン 京都での修業 そして激戦から 成長著しく
この船の近辺に 何か違和感を覚えました。
瞑想から 何かを探索するように気を集中すると
船へ ゆるりゆるりと近寄ってくる物を見つけました。
「あれは 船幽霊? それにしては なぜ このクルーザーのスピードに追いついてくるのか?」と
訝しげに さらに 気を集中すれば
ああ なんたることかぁ
船幽霊たちを乗せた丸木舟の下に
海の大型妖怪巨大な蚯蚓のような「いくち」が舟を頭上に乗せて 泳いできています。
それを見た ツヨポン
甲板のお嬢たちに 「巨大ないくちと船幽霊接近中 迎撃すべし」と注意喚起
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