第五章 大妖行列

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っが お嬢たちは まだ 自分たちのクルーザーに 妖怪軍が忍び寄ってることに気がついていませんでした。 船室にて 一人 瞑想していた 津軽 剛 ツヨポン  京都での修業 そして激戦から 成長著しく この船の近辺に 何か違和感を覚えました。 瞑想から 何かを探索するように気を集中すると 船へ ゆるりゆるりと近寄ってくる物を見つけました。 「あれは 船幽霊? それにしては なぜ このクルーザーのスピードに追いついてくるのか?」と 訝しげに さらに 気を集中すれば  ああ なんたることかぁ 船幽霊たちを乗せた丸木舟の下に 海の大型妖怪巨大な蚯蚓のような「いくち」が舟を頭上に乗せて 泳いできています。 それを見た ツヨポン  甲板のお嬢たちに 「巨大ないくちと船幽霊接近中 迎撃すべし」と注意喚起
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