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師弟
あの出来事後、クロードは無謀にもお城に戻ると
ラゼリアに
「もう我慢できない、俺はあんた以外のやり方で、やってやる、モンスターに非情になれってあんたの言葉、俺は嫌いだ」
そう言いながらそっぽを向くと
ため息ラゼリアは着くと手前の男性を呼び止め
「カロル、ちょっと遊んであげて、この子に現実というものを見せてあげしょう 」
そう言いながらクロードに
「本来うちのファミリアでは決闘は禁止しているのよ・・・・・・。
みな、家族ですからね、ただ、貴方のような、少しも現実を知らない子には、訓練の一環として受けて貰っているのでないと 無茶をしかねないからね、私が望むファミリアにそんな無謀な子はいらないわ、行きたきゃ、訓練を受けて勝ってから堂々と出ていきなさい」
そう言われてクロードは頷くと
ラゼリアを指さし
「俺がかったら、ファミリアの離脱と、あんたについて来てもらうよ、ラゼリア」
そう言いながらナイフを抜いて身構えた。
カロルが苦笑しながら
「マスター殺していいです? 流石の僕も今のは聞き捨てならない」
そう言いながら短剣を構えると
ラゼリアがため息をつくとニコリと微笑みながら
「動けなくする程度でいいわ、後は私がするから」
語尾が怖いなとカロルは思うと
「君、マスター怒らせちゃダメだよ、あとが怖いよ」
それと同時に短剣が腕に刺さりクロードは悲鳴をあげた。
痛い、苦しい、いたい、動く暇もなかった。
意識が遠のき薄れゆく意識の中でクロードはラゼリアを見つめると腰に手を当て少し厳しい表情でクロードを見ていた。
ゆっくりと目を覚ますとそこは綺麗なベットがありクロードはそこに寝ていた。
首を傾げると
「起きたなら声掛けなさい」
そう言いながら杖で床をついた。
するとクロードの体が勝手に起き上がれば
「私、機嫌が悪いと、言ったはずよね!」
そう言うとクロードを睨みつけると
「私を勝利の報酬とかルーキーのくせに何様よ!」
そう言いながらクロードを睨みつけると
「はぁはぁ、気が収まらないわ、そうだ、あなたは負けたつまり我がファミリアの一員よね? なら、マスター命令よ」
そう言いながら指をならしクロードを落とすとクロードの元に行き
「その性格徹底的に躾て上げるから、感謝なさい、クロード、私と師弟になるのよ」
そう言いながら魔方陣を杖で浮かばせると
出来上がったペンダントをクロードの首にかけた。
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