師弟

1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ

師弟

あの出来事後、クロードは無謀にもお城に戻ると ラゼリアに 「もう我慢できない、俺はあんた以外のやり方で、やってやる、モンスターに非情になれってあんたの言葉、俺は嫌いだ」 そう言いながらそっぽを向くと ため息ラゼリアは着くと手前の男性を呼び止め 「カロル、ちょっと遊んであげて、この子に現実というものを見せてあげしょう 」 そう言いながらクロードに 「本来うちのファミリアでは決闘は禁止しているのよ・・・・・・。 みな、家族ですからね、ただ、貴方のような、少しも現実を知らない子には、訓練(ばつ)の一環として受けて貰っているのでないと 無茶をしかねないからね、私が望むファミリアにそんな無謀な子はいらないわ、行きたきゃ、訓練を受けて勝ってから堂々と出ていきなさい」 そう言われてクロードは頷くと ラゼリアを指さし 「俺がかったら、ファミリアの離脱と、あんたについて来てもらうよ、ラゼリア」 そう言いながらナイフを抜いて身構えた。 カロルが苦笑しながら 「マスター殺していいです? 流石の僕も今のは聞き捨てならない」 そう言いながら短剣を構えると ラゼリアがため息をつくとニコリと微笑みながら 「動けなくする程度でいいわ、後は私がするから」 語尾が怖いなとカロルは思うと 「君、マスター怒らせちゃダメだよ、あとが怖いよ」 それと同時に短剣が腕に刺さりクロードは悲鳴をあげた。 痛い、苦しい、いたい、動く暇もなかった。 意識が遠のき薄れゆく意識の中でクロードはラゼリアを見つめると腰に手を当て少し厳しい表情でクロードを見ていた。 ゆっくりと目を覚ますとそこは綺麗なベットがありクロードはそこに寝ていた。 首を傾げると 「起きたなら声掛けなさい」 そう言いながら杖で床をついた。 するとクロードの体が勝手に起き上がれば 「私、機嫌が悪いと、言ったはずよね!」 そう言うとクロードを睨みつけると 「私を勝利の報酬とかルーキーのくせに何様よ!」 そう言いながらクロードを睨みつけると 「はぁはぁ、気が収まらないわ、そうだ、あなたは負けたつまり我がファミリアの一員よね? なら、マスター命令よ」 そう言いながら指をならしクロードを落とすとクロードの元に行き 「その性格徹底的に躾て上げるから、感謝なさい、クロード、私と師弟(シナリー)になるのよ」 そう言いながら魔方陣を杖で浮かばせると 出来上がったペンダントをクロードの首にかけた。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!