顧  恋

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今夜も立ち飲み屋の喧騒に 自分を紛れ込ませて 君を想う・・・。 あの髪に指をすかせてみたかった。 あの唇に想いを重ねてみたかった。 僕の知らない白い肌・・・ 羨ましい男が毎夜聞く甘い吐息。 飲んでも飲んでも 顧恋の情が 僕を家路に向かわせない・・・。           ー 了 ー
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