薄 氷
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彼が出掛ける面会日、 送る後ろ姿に怯え、 待つ時間に唇は震え、 帰りのメールを受けても こうして駅前で 車の中で心を冷やす・・・。 どんなにあがいても 危うい出逢いは 薄い氷の上を 歩くようなものかもしれない。 ー 了 ー
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