影 法 師

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驚きよりも・・・ 志織は納得が大きかった。 (やはり・・・やはり) それから (なんだか肩が楽になった) 憑き物が堕ちたような感じ。 そろそろ夕方になる庭で 暫く独り佇む志織。 ジワリジワリと二人に対して 初めて憎悪が沸き出した。 そして・・・ 用意周到に練られた この“偽の結婚生活”への代償を 二人にどう払わせるべきかを 自分の影と相談した。             ー 了 ー
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