327人が本棚に入れています
本棚に追加
驚きよりも・・・
志織は納得が大きかった。
(やはり・・・やはり)
それから
(なんだか肩が楽になった)
憑き物が堕ちたような感じ。
そろそろ夕方になる庭で
暫く独り佇む志織。
ジワリジワリと二人に対して
初めて憎悪が沸き出した。
そして・・・
用意周到に練られた
この“偽の結婚生活”への代償を
二人にどう払わせるべきかを
自分の影と相談した。
ー 了 ー
最初のコメントを投稿しよう!