hotel バリ・302

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「二人は部屋に入ったよ」 廊下の鳥が囁くと 302の鳥が言う、 「風呂場で水浴びだ・・・ククク  “くちばし”を吸いながら」 女は男に夢中だった。 仕事の出来る少し年上。 二十歳やそこらの娘は このスタイルのいい、 女殺しの台詞が巧い、、それから 「僕は・・・気持ちいいだろ?」 “技”自慢の男の虜。 シャワーで濡れ鼠になりながら “男”を頬張り離さない・・・。 立ち上る湯気の壁、 302の鳥は言った。 「こういう恋は二年で切らなきゃ」
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