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どこにでもいる男女の
ありふれた逢瀬は
街中のラブホテル。
薄暗さとか猥褻なDVDが、
瀬田を駆り立てて
「僕なしでは生きては
いけないだろう?」
傲慢な性に溺れていく。
「君のっ波が…いい…ょ」
連続の吐息を詰らせる…
でも…溺死するようなことはない。
シャワーを浴びたら
チャンネルを地上波放送にして
「明日は雨かあ…
先に学校へ送らなきゃ」
どこにでもいる父親…
無神経な…陸サーファー。
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