秘密の花

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「時間…大丈夫?」 1f619998-a4d3-4034-a743-af29d14563bd 女が鏡の前で念入りに “淫ら”を消そうとしていても、 暗い部屋の薄灯りが かえって女の恥部を 方方へ散らしたまま。 だからつい男は 「大丈夫さ、飲み会も  あるから深夜になるって  ちゃんと言っておいた。  来月は泊まりにしようよ。  御亭主はまた海外なんだろ?」 女の耳たぶを噛みながら 次の約束を催促。 「もうぉ、ふふダメよぉ  折角服を着たのにぃ」 「脱がなくても…」 「馬鹿ああああぁぁぁぁ」 鏡の前で犬のように “挿されて”歓ぶ女を 激しく揺さぶりながら 汗を流しているのは       ……曜子の夫。
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