ひとりで・・・

3/3
前へ
/485ページ
次へ
帰りの電車に揺られて・・・  甘えればよかった?  7つも年上の私が出来た? マンションまで歩きながら・・・  ここを二人で酔っぱらって歩いた。 無表情に、無表情でも・・・ 彼が出ていってからずっと 同じことを考えてる・・・。 部屋に帰ると灯り、そう、 寂しいから点けて出掛けた・・・。 カバンを置いたら スマホが光って慌てて見ると 仕事の連絡・・・ そう・・・仕事は私を裏切らない。 大丈夫・・・大丈夫・・・ ひとりでも生きてゆける・・・ 寂しくなんかない! 寂しくなんか・・・ ひとりでも・・・生きて・・・ ひとり・・・ひとり・・・ 足元が、崩れて・・・ 涙で部屋中が歪んでる・・・ もう・・・立てそうに ・・・ない・・・。           ー 了 ー
/485ページ

最初のコメントを投稿しよう!

327人が本棚に入れています
本棚に追加