タワーホテル

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タワーホテル

「今夜は泊まっても構わないんだ」 「えっ?どうして?」 「“うちのやつ”旅行だから」 ・・・・・・嬉しい気持ちに棘が刺さった。 「ゆっくりしよう・・・」 ベッドへ押されて・・・ “男”が“押し入れ”ば押し入るほど 余計に深く、棘がめり込んだような 鈍い痛みが“私”に走る。 こういうとき、 何故、男は嘘をつかないのだろう。
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