プロローグ

1/1
前へ
/107ページ
次へ

プロローグ

 あの頃の僕は、幼馴染三人の関係がずっと続いていくんだと思っていた。  ただなんとなく、ただ漠然と。  でも、いつまでも同じままで、同じ関係でいることはなかった。  変わろうと思ったわけではない。  僕たちの関係はいつのまにか変わっていった。いつのまにか背が伸びたように、いつのまにか智也も実夏も変わっていった。  これは僕たち幼馴染三人の物語。
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加