はじめに

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はじめに

突然ですが。韓国映画が好きだ。 そりゃもうめちゃくちゃ好きだ。 恋愛物ではなく、サスペンス。 韓サスに関してなら、1時間くらいずーっと喋ってられそうな勢いで好きだ。 是非、映画好きにおススメしたい! 本気で韓国語を学ぼうかと思ったほど、それくらい惚れている。 ところがこの前「殺人の告白」という、オリジナル韓国映画→日本でリメイクという映画を観たが、開いた口が塞がらないほどに落胆した。 (藤原竜也さんは素晴らしかったです) ── ぎやあぁぁぁ! もう、とにかく酷い。 例えて言うなら、BL小説ジャンルで読んだのに、内容は最後まで男女の恋愛しか出てこないレベルの落胆……。 A級っぽい予告で、超B級ホラーを観てしまった時のあの納得のいかなさ。 とにかく、サスペンス好きがヨダレを垂らして喜ぶスピード感、ミエミエの釣り、そして気持ちを根こそぎ持ってかれそうなパワー。 全く無いんです。 何でかなーと思ってみると。 単純に日本に純サスペンスの小説レーベルが、皆無なんですよね。 なんで殺人事件など謎解きミステリーや、ホラーに絡んでごく少なく発行されるのみ。 漫画だと「デスノート」とか「不能犯」「サイコパス」とかゴロゴロ出てくるのに。 「奴隷区」「王様ゲーム」なども、元はウェブ小説から始まっている。 逆に考えれば、サスペンスってWEB小説では強いんじゃないかなと思うんです。 読者の大多数は子供だから、むつかしい本は読まれないし売れないと思われてるかもですが。 実際に、デスノートなんてかなり濃いトリックが使われているのに、とんでもなく売れましたよね? 漫画の読者も、子供が多かったのでは? 韓国はサスペンスが映画の1ジャンルとして、確立されている気がします。 なのでサスペンス好きのツボをくすぐる構成に、製作前からなっているのだと思います。 ここが日本映画と、決定的に違う所。 なら日本も、たくさん良質なサスペンス小説が出回って、それを原作に映画が何本も製作されたら、観る人、書く人、製作陣、出版社、WEB管理人、海外進出したら日本経済だって、みんなまとめて幸せになりますよね、きっと。 でも、サスペンスの前に、そもそも小説って書いたこと無いよ! と言う方。 本記事は、右も左も分からない、一編も書いたことがない超初心者の方が「小説書くのって楽しそうだなー」くらいの思い付きが浮かんだ時用です。 普通に書けている方は、全くの無駄になると思われますので、回れ右して下さい。 そして「初心者だけど、何書こう?」と思った時は、是非サスペンスを!! 零細ジャンルなので、是非あなたのお力で盛り上げて頂きたい! 何ごとも最初が肝心ですからね。 こうやって書いておけば、多分ワタシの恩恵ではないと思いますが……60人に一人くらいは、将来的に上手いクリエイターに成長してくれる筈。フフフ。 では共に祭ろうではないか。 イェーイ!
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