1話『新たな勇者、降臨。』

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1話『新たな勇者、降臨。』

ジル「あー……だりぃー……」 そう、今ここで布団に被りだらだらしてるやせ細った少年が、今回の勇者『ジル』だ。 ジル「テレビなんかやってないかなぁ……」 ポチッと、ジルは自宅のテレビのリモコンを押し、テレビをつけた。 アナウンサー「緊急ニュースです、先程11時5分頃、モンスター達がまたニホーン帝国に侵入してきました!ニホーン帝国にお住まいの方々はひなn」ポチッ ジルはどうでもいいと思って消した…。 ジル「んだよ……アニメやってねーし……もう寝よ……」 夢の中 『…ル…、ジル……起きなさい……』 ジル「んぇ?な、何?」 キャット・ザム「私はキャット・ザム。貴方が信仰してる女神です」 ジル「……はっ!女神様ァァァァ!!!!!!!!ご要件は……?」 キャット・ザム「今、ニホーン帝国は危機に陥ってます。このままでは、ニホーン帝国はモンスターの手に落ちてしまいます。こんなことはもう5回目で、もう勇者たちもいません。」 ジル「は、はぁ……」 キャット・ザム「そこで、貴方には勇者となって、ニホーン帝国を救って欲しいのです。よろしいですね?」 ジル「え、あ、は、はい!このジル、命を懸けても女神様の指示に従います!!」 キャット・ザム「えぇ、頼みましたわ……あ、そうそう…貴方に少しの勇気を分けるために、武器を用意しておきましたわ、それは、起きた時に確認してください。」 ジル「有り難き幸せ!!!!!」 キャット・ザム「ふふ、頼みましたわ。」 ジル「……んぁ、なんかすごい夢見た……それにしても…武器?」 ジルは何かに触った ジル「え、これ?……木刀?しょぼいなぁ……ま、いっか。これで俺も勇者……か。だけど1人じゃ心細いし例のアイツにも手伝ってもらうか…」 ジルは、布団から這い出て、幼なじみがいる隣村の『チョットヒローイ村』に行くのだった……
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