おままごと

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おままごと

昼休み、半分プライベートゾーンと化した地化学抗議準備室で、宮岸卯月、水上伊澄、初山佑月、島村みなみは、六脚の椅子が並べられている長机で、昼食をとっていた。 伊澄「おままごとしようぜ」 ちょうど、購買で買ったサンドウィッチを食べ終わった伊澄が立ち上がった。 卯月「はぁ?」 伊澄「ちょっち立って」 伊澄は隣にいる卯月の肩を強引に引っ張り上げた。 卯月「いや、俺食ってる最中なんだけど――」 いきなり伊澄は卯月の首を腕で軽く締め、手を銃の形にして側頭部に押し付けた。 伊澄「銃を捨てろてめえらああ!! こいつの頭に風穴空けたくなけりゃなああ!!」 卯月(耳元で叫ぶからめっちゃ頭ぐわんぐわんする。とりあえず、股間でも蹴ればこいつ黙るかな) 卯月がぼんやりとそんなことを思っていると、みなみも席を立って、二やついた顔で自分の人差し指を伊澄に向けた。 みなみ「待ちな。もしこいつを打てば、てめえの頭は明日の朝のパンのジャムになるぜ?」 佑月はブレザーのポケットからスマホを取り出して、メールアプリを立ち上げた。 《至急部室へ、いま面白いことになってる》
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