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「すごい、私、合田音町の夢の町世界に来ちゃったんだ。アイダネ町、人や動物たちも歩道を歩いて、車も運転していて不思議な町に見える」
智奈は周りを見て、そう言っていたのでした。
「君を呼んだ人のところ、案内するからついてきてくれるかい?」
魔法が使える黒ネコはしっぽの先を矢印方向に変え、智奈を案内しようとしていました。
「黒ネコさん、私を呼んだ人ってどんな人なの?」
「着いてからのお楽しみね。アイダネ町をちょっとだけ案内しながら、君を呼んだ人のところに連れて行くよ」
「ありがとう。アイダネ町、何があるのか、ちょうど知りたかったんだ」
智奈がそう言ったあと、黒ネコのアイダネ町の案内が始まります。
黒ネコはおもに、アイダネ町の東を案内していました。アイダネ町の東は、商工会議所や工場、博物館、アスレチックの多い公園があったのです。
智奈は携帯のカメラで写真を撮ってみます。すると、何と携帯のカメラの使用が出来、写真を撮ることが出来たのです。
携帯のカメラがアイダネ町で使用出来ることを喜んでいた智奈でしたが、彼女が携帯のカメラを使用している間、黒ネコがいなくなってしまったのです。
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