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智奈はそれぞれのコンビニの中に入り、店員や利用客にベジタボーカフェを知らないか、聞き回ります。
けれども、誰もそのカフェを知っている者はいませんでした。コンビニを10軒目回ったところで智奈は疲れ、外にあったベンチで休憩します。
空を見上げ、涼しい風に当たっているうちに彼女は疲れが徐々に取れていきました。そして、持っていた夢芽トピのベジタボーカフェの写真を見て、智奈はあることに気が付きます。
ベジタボーカフェの近くにあるコンビニ付近に、大きな星型の実の成る木があったのです。
そのことに気が付いた智奈は、これまで回ってきたコンビニの近くに大きな星形の実の成る木がなかったことを思い出します。
彼女は立ち上がり、11軒目から20軒目のコンビニを通り過ぎ、30軒目のコンビニが近くなったところで大きな星形の実の成る木が見えてきました。
「あった!」
智奈はやっと夢芽トピと同じ写真の場所、ベジタボーカフェに到着することが出来たのです。
彼女はそこに到着したとき、嬉しくなり、走りながらカフェの中に入っしまいます。智奈のカフェの入り口を開けるときの勢いがあまりにもすごかったか、カランコロンの音がすごく、カフェで働く者たちやお客さんたちが一斉に振り返っていました。
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