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じっとりとした全身の汗が気持ち悪い。
すかさずシャワーを浴びるも、何とも不快な気持ちは治まらずに、時間が経つにつれて不安へと変わっていった。
堪らずに携帯を手に取り、遼二に宛ててメッセージを打つ。
*
おはよ
何してる?
今から家来ねえ?
*
打っては消し、また新たに打ち直す。だが、どれも違う気がする。
いつもは気軽に送っていた言葉が今日は全くままならない。何を話していいのか、何を伝えたいのか、それすら思い浮かばないのだ。
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