御曹司はメイドと恋愛をする

1/9
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
1.柊彩音 私は柊彩音(ヒイラギアヤネ)。 年齢18歳。 今は某豪邸でメイドをしています。 それとお付き合いをしている人がいます。 お名前は浅野信二(アサノシンジ)。 年齢28歳。 御曹司です。 私は御曹司の人とお付き合いしています。 今日もメイドのお仕事で忙しいです。 「彩音はいるのか?」 お返事がない。 どこにいるんだ? 俺は探しに行く事にした。 うろうろと探していると彩音を見つけた。 こんなとこで寝ているのか。 風邪をひくじゃないか。 俺は彩音を起こす事にした。 彩音の頬を手で叩いた。 「んんっ……んんっ……信二様……」 「こんなとこで寝たら風邪をひくぞ」 「ご心配かけてすいません」 「別にいいんだ」 やっぱり、信二様はイケメンなのにとてもお優しい方。 彩音は本当に可愛いな。 こういうのを美少女というのか。 「信二様、どうなされたのですか?」 「彩音、またお仕事ミスしただろ?」 「す、すいません……」 「お尻をこっちに向けなさい」 彩音はお尻を信二の方に向けた。 次の瞬間。 信二は手で彩音のお尻を叩いた。 「信二様、痛いです」 「これは罰だ」 俺は彩音のお尻をまた手で叩いた。 「痛い」 俺は手でお尻を叩くのをやめた。 「信二様、お尻がひりひりします」 「お尻叩きだけで済んだんだ、ありがたいと思え」 「はい、信二様」 私はホッとしている。 もっと怖い事をさせられるのかと冷や冷やしていた。 「彩音、お仕事頑張れよ」 「はい、信二様」 私はお仕事に戻ることにした。 お仕事をしていると気になるものを見つける。 「これはなんでしょうか……」 私は中身を見てみることにした。 そこには信二様の小さい頃の姿が映っていた。 これは見なかった事にして元に戻した。 それにしても信二様とお付き合いしているけど、未だに口付けをしたことがない。 どうしたらできるのでしょうか。 私から口付けをするのは恥ずかしい。 とりあえず、私はメイド服を変えるために自室に戻ることにした。 自室に戻るとメイド服を変えるために脱いだ。 新しいメイド服に着替えようとした時。 「彩音ここにいたのか?」 彩音が下着姿でいる……これはまずいな。 「…………」 「…………」 二人は無言で立ち尽くしている。 「きゃあっ、信二様のエッチっ!」 と言われた。 「悪い……着替えているとは思ってなかった」 「もう大丈夫ですよ」 どうやら彩音は着替え終わったようだ。 「信二様、何かあったのですか?」 「いや、明日デートにでも行かないか?」 「いいのですか?」 「俺と彩音はお付き合いしているんだし、デートしてもいいだろう」 「そうですね、デートしたいです」 彩音は喜んでいるようだ。 俺は誘ってよかったなと感じた。 こうやって彩音と知り合えてお付き合いできたのが信じられないな。 告白したのは俺からだ。 メイドとして彩音を雇った時は特別な感情はなかった。 しかし、あることがきっかけで彩音の事を大好きになって告白をした。 告白は成功し、今はお付き合いをしているということだ。 普段はお互いにお仕事だからデートには行けないが週末くらいなら デートに行ける。 貴重なお時間は大切にしないといけないな。 明日のデートが楽しみだ。 俺は自室に戻ることにした。 信二様からデートに誘われた。 私はとても嬉しかった。 明日にはやくならないかな。 お仕事を頑張ろっと。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!