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するとそのタイミングで阿窟はアザミの双丘に手をかけ、持ち上げるようにして大きく割り開いた。
「よくご覧なさい、この美しく濡れた肉の色を。これこそ極上の柔らかさと扇情的な締め付け具合を兼ね備えた本物の名器だといえましょう」
主の手によって暴かれたアザミの秘部を直視してしまうこととなった秘書は、そのあまりにも淫靡な光景から目が離せなくなってしまった。
「み……っ、見るなぁ!もうやめてくれぇ!」
視線から逃れようと、アザミが腰をひねって叫ぶ。
すると「触れぬのですか?ならば私が代わりに」と、阿窟は抵抗するアザミの背中を左手で軽く押さえ込み、唾液を纏わりつかせた右手の二本の長い指を秘書の前で挿入し始めた。
「んうううぅ!やめ……っ!んあぁ……ひぃん!」
一旦根元まで深く指を納めると今度はゆっくりと抽挿して見せながら、クチュッ……クプリ……と、いやらしい粘着音をわざと立てる。
やがてぬらぬらと輝きながら出入りする二本の指に、もっと欲しいとせがむかのようにとろけた襞が絡みつき始めてしまった。
「あうぅ……もう、ぃやだ、勘弁してくれよ……っ、こんな丸見えの場所で恥ずかしいだろっ」
「おや、アズミ様?お嫌でございますか?ずい分と熱くとろけて潤っておられるのに」
挿れる前よりもたっぷりと濡れた指を大きくねじるようにグプリと引き抜かれ、アザミが意思とは関係なく嬌声をあげる。
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