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「でも俺達は木から落ちても泣き叫ばなかった」とロイ。
「泣いてない! ……チョット木屑が目に入っただけだよ」
とは言いつつも、確かにお尻から落ちて、色々怒鳴りちらしたりしたかも。
「でもそのお陰でゴブリン達に見付かったのは確かだ」
流石ユリウス。痛い所を突いてきてムカつく。 確かにそう言われると僕は何も言い返せない。
「分かった! 悪かったよ! それで? この依頼はどうするの?」
僕がそう言うと、ユリウスとロイは顔を見合わせると同時に答えた。
「「却下」」
……結局こうなるのか。
僕は溜め息をついてテーブルに置いた依頼書をひったくる。
「分かったよ。今日もココでダラダラ過ごしていれば良いさ」
僕は投げやりに二人へそう言った。
そして僕は依頼書を掲示板へ戻しに向かう。
まぁ、僕はやるだけやったのだ。これは不可抗力だ。
だから今日は僕もダラダラしよう。
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