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14話 アリアのこれから
14、アリアのこれから
アリアが目を覚ますとリチャードがアリアを見つめ微笑んでいた。
「陛下」
恐る恐る問えば
「どうした? もう、身体は平気そうだな」
その言葉にアリアが頷けば
「でっ、気になってるだろう? お前の気持ちの確認、ああでもしなきゃ、お前は俺に本音を晒さないからな」
そう言いながらアリアに微笑むと
「さっ、身の潔白も証明されたし、でっ、渡したい物がある」
アリアが頷くと
「これなんだけど」
そう言いながらアリアの頭に銀色のティアラを載せた。
アリアが戸惑うと
「隠していたことふたつめ」
そう言いながらアリアを見つめると
「アキラには、けしてあっていけないよ」
そう言われてアリアも、戸惑えば
「会ったらひどいことする?」
アリアの問いかけににっこりと頬が緩んだ。
「ああ、その時は地下に捕らえて、犯し尽くす」
そう言いながら笑みを浮かべたのでアリアは
「もうないよう心掛けるわ」
と言ながらアリアと食事を取ると寝室に入って二人で二度寝したのだった。
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