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「自分自身の毒性も高まっているだろうから、近づくだけでも危険なんだってさ」
なるほど、と納得したグラフコスに、ルドーニは泣きついた。
「もう2週間以上ヤッてないんだよ~。俺、もう我慢も限界なんだよ~ッ!」
「しょうがない奴だな。久々に遊びに行くか」
話の流れからして、遊びと言えば女遊びだ。
ヴァフィラだけが特例で、ルドーニはあいかわらず女の子が大好きなのだ。
そんな彼と妓館に繰り出すことは、ルドーニがヴァフィラといい仲になってからも続いていた。
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