魔闘士さまは非番の時にいつもイチャついている6~春風~

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 ルドーニは、私にとってかけがえのない大切な人。  だが、そう思っているのは自分だけで、その思いは実は一方通行なのかもしれない。 「私は、ルドーニの何なのだろう」  口に出して言ってみた。  口に出すと、心で思うより胸が痛んだ。  あぁ、だれか答えてくれ。  ただの玩具だというのなら、はっきりそう宣告してくれ。  そうすれば、諦めもつくのだろうから。
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