魔闘士さまは非番の時にいつもイチャついている6~春風~

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 だがルドーニが離れた時には、もうヴァフィラの腕はベッド横のサイドテーブルに伸びていた。  手に取ったのは、絹のハンカチ。  体液にまみれたルドーニのものを、ていねいに拭き清めていく。  これまで散々遊んできたが、事後にこんな気配りのできる相手に巡り合ったのは初めてだ。  生まれ持った品の良さだな、とルドーニは感じていた。
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