それは花火とともに

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天音って見た感じからはあまり分からないけど、実はものすごくスタイルがいい。 着痩せしすぎだろっていうほど。 つまり何が言いたいかというと……。 密着してるから、ものすごく柔らかいのが分かるんです。 わざと押し付けてるのでは?と思うほど。 脳内パニックになりそう。いやもうなってるわ。 グー。 そしてこの空気の読めない腹。 ………ビシッと決めたかったのに。 「くすっ。千景ちゃんは限界みたいだね!」 「………食料求む。」 別の意味でも限界なんだけどねっ! 「何食べようか。」 「やきそば…たこ焼き…その他もろもろ。」 「つまりたくさん食べたいってことだね?」 「あ、珍しいもん発見。」 指を指した方向には。 なんとケバブ。 なんで縁日にケバブ出してんの? 「ケバブ?食べたことないかも。」 「よし、決まり。」
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