第四話 身体を乗っ取られる寸前

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21時30分に、寝てからどのくらい立ったでしょうか。 双子(ふたご)の弟は、畳みの部屋で私は、ベッドで寝ていました。 フッと、目覚まし時計を見てみると24時30分から45分の間と思います。 まだ、時間がありましたから目を(つぶ)ったある日、私は、左の方に寝返りしようと思って、足を横に動かした途端(とたん)、横に若い女性の足が、私の足にあたり「えっ!!えっーー!?」なんで?なんで?横に寝ているの!?右側の方に足をやると、右側も女性の足が、私の足にあたった瞬間、ヤバいと思いました。 私が、何気無く左右を見た時、両方供、顔が無く下半身のみ寝ているのです。 背筋が、ゾッと来た時には、金縛りに合い(すで)に遅く、足元からジワジワと来る威圧感、御腹(おなか)(あた)りから馬乗り状態になり、身動きが取ることが出来ませんでした。
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