第四話 身体を乗っ取られる寸前

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私は、かなりヤバいと思いました。 私が、真ん中で寝ていて両サイドから押さえられ足元も押さえられ御腹辺りからからも馬乗り状態で、卍固(まんじがた)めにされた状態でした。 私が、寝ている頭の上に、もう(すで)に指示している女性らしき霊が、いたのです。 私は、かなり絶句しましたが、どうすることも出来ないのです。 私のの耳元で、「フフフフフフッ」と鼻で笑ったような感じでした。 私は、思いました。 ハッキリと言って殺されるじゃないかと思いました。 私も、やっぱり恐いので「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経………、」と唱え「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏………、」唱えたんだけど私の耳元で、「若い女性らしき人」が、こう言うふうに言われました。 「お・ま・えが、言った御経(おきょう)なんか私には、利かないわよぉー」と私の耳元で言い、甲高(かんたか)い笑い声で「フフフフフフッ………、お・ま・え・の身体を、よこせぇーー」と私の耳元で言いました。 私は、何とかしなくてはと思った瞬間でした。 身体を押さえている両サイド霊が、ベッドから落とそうとした瞬間、金縛りが解けました。
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