第一話 訪問者

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第一話 訪問者

この話は、私が、実在に怖い体験をした話です。 私は、小さい時から霊感が有り、霊がはっきり見えていました。 それが当たり前のように毎日、夜中に霊を見るようになりました。 私が、まだ(おさな)かったため幽霊(ゆうれい)との認識が解らず、障子を閉めたまま、透き通って行くのを見て、初めて人では無いと(さと)りました。 私には、兄貴と双子の弟が居て、私を含めて三人の兄弟がいます。 私は、兄貴と一緒に寝るのが一番楽しみで、夜になると一緒に布団に入って寝ていた時、私のベッドに顔を近づけて(のぞ)き込んむ六体の幽霊を毎日視()て、毎日泣いていました。 今で言うと、シックスセンスなんでしょうかね? 時が流れ、数十年前の夏、当時、私がまだ高校17歳の時でした。 夏休みに入る二ヶ月前、私は学校の寮に入っていました。
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