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前回(告白編)のお話
土方雪乃は老若男女に慕われる私立誠陵學校の世界史教師。
特に先輩の美術教師・山南陽愛、後輩の保健体育教師・藤堂春樹、化学教師・沖田秀一、後輩で幼馴染みの家庭科教師・斉藤涼介からは連日のように口説かれていた。
「いや、みんなのことは好きだけど男同士だし、同僚だし、誰か一人なんて選べないから!」
そんな中、正体不明の雪乃のストーカーが現れ、理事長の計らいで五人は一つ屋根の下で生活することになる。
学校以外に家の中でも四人のアプローチが始まり、雪乃と四人の恋愛攻防戦は激化していくが、学園祭準備の忙しさを言い訳になんとか四人の求愛をかわす雪乃。
だが、ストーカー行為もエスカレートし、ついに五人でストーカーと対峙することに。
無事に解決が出来、雪乃は改めて四人の存在の大切さを実感する。
悩みながらも自分の想いをみんなに話すと「五人で付き合えばいい」という、予想外の答えが。
そんなわけで、雪乃はいきなり彼氏が四人も出来てしまうのだった。
と、ここまでが前回の先生達の秘密の授業~告白編~のお話です。
どうも、土方雪乃です。
いや、自分のことを自分で説明するのも恥ずかしいし、改めてこう説明すると「俺って優柔不断なのかな」とか思ってしまうけど、誰か一人に選べないのも事実なわけで……。
とりあえず、みんながそれでいいと言ってくれるので、それに甘えさせてもらうことにしました。
今回は晴れて恋人関係になった俺達五人の学園祭でのお話です。
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