一人っ子なのに末っ子になりました

末っ子誕生

夢を見ていた

心地いい揺れと

頭を撫でる大きな手

今日何度か匂ったのと違う

匂い

でも・・・

この匂い好きかも

「風邪ひくぞ」

オデコに触れる柔らかな感触

色んなことがあり過ぎて
深い眠りに堕ちていた私は

それが夢か現実か・・・

確かめる術もないまま

温もりに包まれて

更に深い眠りへと

堕ちて行った