私にとっての愛

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人間に慣れているのだろう。 「また太ったなー」 お腹の肉をプヨプヨと押す。 柔らかい感触がまた気持ちよく可愛い。 しばらく頭を撫でていると誰かがきた。 「あ、天海くん。餌あげてくれたの?」 そう言うのは同じ飼育員の椎名 紗綾香だ。 学校では大人しい方でいつも本を読んでるイメージだ。彼女とはあまり話したことがない。 「うん、今日は僕が当番だから」
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