2人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は学生の頃から友達とか、仲が良い人っていうのを作るのが苦手だった。
ただ単にコミュ障だったというのもあるけど、それよりなにより”人間”っていうのが怖かった。
”人は平気で嘘を吐き欺く”
”善人面して中身は貪欲”
”あらゆる面において十人十色、故に分かってる風な口ぶりが余計腹が立つ”
最後のだけちょっとわからない?まぁそれは後で語るとして…
とにかく何においても表面上だけしか分からなくて、その本質を知らない。だから怖いんだ。
それでも社会で生きていくためにはそれと付き合っていくしかない、今はそう割り切ってはいる、だが…
それでも、俺は今も嫌いな人がいる。それは、この”人に対する恐怖”からくる拒絶の現れでもある。事の始まりは高校2年のことだ。
最初のコメントを投稿しよう!