503人が本棚に入れています
本棚に追加
愛などは、僕にはないと思っていた。
だから、誰かを愛す必要も誰からも愛される必要すらないと、そうずっと思ってきた。
なのに……それが、否定されようとしている。
僕は誰かを必要としていて、誰かに必要にされたいと感じている……。
僕が……何故?
僕は、誰も好きにはならない。
好きになれば、終わりが見えて、
終わりの先に、別れを感じるから。
だから僕は、
誰も好きにはならなかったはずが……どうしてだ。
最初のコメントを投稿しよう!