私から逃げれると思わないで

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初めまして 私は杞紗凪瑠衣香(キサナギルイカ)。 年齢17歳。 女子高校生をしています。 私はTVゲームが大好きでTVゲームばかりしています。 今日はジャンルがホラーのTVゲームをしています。 実はこれから恐怖することが起きます。 1.来訪者 「今日はこれでもしようかな」 私はジャンルがホラーのTVゲームをしようとしている。 準備が整ったのでやることにした。 「確かこのゲームはとある女性に捕まったら、いけないのよね」 私はさっそく起動させてゲーム開始をするのだった。 しばらく楽しくやっている。 「捕まる、逃げないと……本当に怖い」 R-18指定なので捕まったことがないのでどんなことをされるのかがわかりません。 私はとある女性に捕まらないように操作して逃げる。 TVゲームをやっているといきなり画面が光り出して何かが起こった。 画面を見るととある女性がいない。 とある女性はどこに行ったんだろう。 すると 肩を叩かれる。 振り向くと とある女性が後ろに立っている。 しかもクスクス笑っている。 えっ? どうして? 嘘でしょ……捕まるわけにはいけない。 逃げないと……。 私は後ろに後ざすり逃げようとした。 そうしていると 「どこに行くの?」 と聞かれた。 「これから逃げるんです」 と言った。 「あはははっ、私から逃げれると思わないでっ!」 「ひぃ」 私はすぐさまその場から走って逃げた。 た、助けて……捕まったら……何かされちゃう。 「あははははっ、待ちなさいっ!」 怖いよ、追いかけてくるよ。 私は必死に逃げている。 どこに逃げよう。 とりあえず、ここに隠れよう。 ここなら平気だよね。 「ねぇ、どこにいるの? 出ておいで」 近くまで来てるよ……。 見つかるよ。 私はぶるぶる震えていた。 こっちに来ないでと祈る。 どうやら通り過ぎていったようだった。 その時。 私の顔の目の前にとある女性の顔が出てくる。 「み・つ・け・た」 「きゃああああ」 私はまた走って逃げる。 怖いよ、やだ、やだ、どうしてこんな目に遭わないといけないの。 女性は追いかけてくる気配がない。 どうしたんだろう。 後ろを振り向くと とある女性が居た。 何かぶつぶつ言っている。 その瞬間。 とある女性の髪の毛が伸びて私に襲いかかる。 私は捕まるわけにはいかないので逃げる。 ひらすら逃げる。 後ろを向くとまだ髪の毛が伸びてきてる。 どんだけ伸びてくるの。 怖すぎだよ。 もうダメ、走るのも疲れてきた。 どこかで休みたい。 私は後ろを振り向いた。 髪の毛はもう伸びてこないようだ。 近くに公園があるから、そこで一休みすることにした。 遊具の中に隠れることにした。 はぁっ、はぁっ、はぁっ、私は息が荒かった。 もう来ないで、今来られたら逃げれない。 「どこにいるの? 出てらっしゃい、あはははははっ」 とある女性が笑いながら、私を探しているよ。 どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 警察に行ってもきっと信じてもらえない。 私が逃げて逃げてつかまなければいいんだ。 だいぶ息が整ってきた。 これでまた走れる。 遊具の中から顔をだして確認した。 女性はもうこのへんにはいないようだ。 これで一安心ね。 一旦、家に帰ろう。 私は帰宅することにした。 TVゲームの電源のスイッチを切った。 これで女性が消えてくれればいいんだけどね。 こっちに近づいてくる足音がする。 誰かがくる。 やだ、やだ、やだ……。 「ここに居たのね……あははははっ……い~た~の~ね~」 「ひぃ、怖いよ」 私は尿を漏らしそうになった。 でも我慢をする。 私はとっさに走って逃げた。 しかし、私の手がつかまれた。 「は、離して」 「は~な~さ~な~い~よ~、あははははっ」 助けて、怖いよ、怖い、尿が漏れちゃう。 「手を離して、離してぇぇぇぇ」 なんとか手を離すことができた。 私はまた走って逃げる。 すると髪の毛が伸びて私の足に絡みつく。 「きゃあああ」 私は引きずられて女性のところにきた。 どうにかしなきゃ、どうにかしなきゃ……。 丁度、近くにはさみがあった。 手を伸ばしてはさみをとると髪の毛を切った。 「な~に~し~て~くれるのよっ!」 「ひぃ」 とうとう私は我慢できずに尿を漏らした。 目からは涙が流れ落ちている。 「こ、こっちに来ないで……」 私は腰に力が入らない。 立ち上がろうとするが立てない。 せっかく逃げれるのに逃げれない。 どうしよう……。 私は踏ん張ってなんとか立ち上がった。 「逃げるの? 逃がさないわよっ!」 私の肩に女性の手が……。 女性の手をはさみで突き刺した。 「痛いじゃない、何するのよっ!」 女性が怒ってる。 今のうちに逃げよう。 私はなんとか逃げることができた。 泣きながら逃げている。 もうやだよ、やだよ、普通の生活に戻りたい。 どうしたらいいの。 「ど~こ~に~い~る~の」 女性の声が聞こえる。 もうやだ、やだ、何かの罰ゲームじゃあるまいし。 さっき尿を漏らしたらから下着がびしょびしょで気持ち悪い。 とりあえず、下着を脱いだ。 下着を脱いだからスース―するよ。 また公園に逃げることにした。 いつになったらこの恐怖から解放されるの。 「…………」 私は考え事をする。 どうしたら、あの女性をどうにかできるのかを考えていた。 あれ? 手を見るとはさみを持っている。 はさみで心臓を突き刺せばいいんだ。 女性を探そう。 どこかにいるはずよ。 あそこにいた。 気づかれていない。 今しかない。 私は走って女性に近づいた。 女性はこっちに気づいて振り向いた。 その時。 はさみを心臓に突き刺した。 「わ、わたし……これで解放される……」 女性から大量の血が出てきている。 これはもう死ぬだろう。 これで私は恐怖から解放されるんだ。 そうしていると 大量の血が女性の中に戻っていく。 えっ? なんで? はさみで刺したよ。 普通は死ぬんじゃないの。 女性は死んでない。 「ねぇ、い~た~い~じゃ~な~い」 「痛いよね……それだけで済むんだ」 私はもう恐怖している。 恐怖どころじゃない。 私はまた逃げる。 逃げる、逃げる、逃げるの。 「あはははははっ」 女性はその場で笑っている。 怖すぎる。 私は必死で逃げることが精一杯だった。 これからどうなるのだろう。 私は逃げきれることができるのだろうか。
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