これより三役

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その日の晩。カドバーン王国第3王子のホモウスは手下を使い、ホモれる相手を探していた。今日のホモウスはセンサーバリバリ。あるホテルの前に外国の装飾が施された馬車が停まっていた。そこに目を着ける。ホモウスは手下に指示を出す。 「プランB。外国人が若いイケメンだったら犯す」 「かしこまりました」 こんな奴(ホモウス)に使役される暗部の者達。正直呆れている。 手下の1人がホテルの宿帳を確認する。王子の名前を出して。王家に逆らう国民は居ない。 ホモウスは動く。ホテルのマスターキーを手に取り、イケメン王子に毒牙を剥く。ラヴ・ミート・スティックはギンギンだ。 「ウホ! 世の中には二種類の人間がいる。犯す男か犯される男か。良い男は俺様を犯してくれ…………あれ?」 「なんだ、テメーは!?」 そこに居たのは、ゴリマッチョで髭もじゃな野人のような男だった。この男はモーニング・ブルー・ドラゴン王国の軍司だ。 「ウホォ~? 部屋を間違えたかな、ハハ」 「テメー、ゲイか? 俺もだ! 酒でちょうどノってきた。犯してやる!」 ホモウスは凍りついてしまった。弱そうな者には強く出て、強そうな者には弱く出る。ホモウスは子分肌だ。しかし、勃起したまま。これでは犯されてしまう。 「分かるぞ! ぺニスの王子様! さあ、ギンギンになったぺニスの王子様を俺のアナルにぶっ刺せ!」 ホモウス、命拾い! この男も受け専だ。男はモジャモジャなケツ毛で覆われたケツの穴をホモウスに向けて突進してくる。ホモウスは咄嗟に帯刀しているハイパーディトゥ鋼のナイフを鞘から抜き、男のケツの穴にぶっ刺す。グサッ! 「イテー! 俺のアナルに何を刺した!?」 男はケツの穴から血吹雪を滴ながら暴れまわる。 ホモウスは逃げるように立ち去り、手下に指示を出す。 「プランS。撤退だ」 「かしこまりました」 ーーホモウスは城に帰ると、ワイン蔵の近くでカミウスと出会う。 「ホモウス、血だらけじゃないか。ケガをしているのか?」 「外国人と一暴れしてきた」 「血気盛んだな。ほどほどにしておけよ」
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