そして、南の島でのオーディション!

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そうこうしているうちにバスがやって来た。 「はい、はい、乗った、乗った」 と言って浜本は、わたしを無理矢理バスに押し込んだ。 ああ、本当にアイドル英美利の扱い方を知らないマネージャーなんだから。 可愛いわたしを、押すなんて酷い。 わたしは、仕方がないのでバスの座席に座った。車内は座席のシートも古めかしいし、レトロ感がたっぷりの路線バス。 わたしには、ふさわしくないかもしれないけれど、まぁいいか。 なんだか、これはこれで和むかもね。
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