そして、南の島でのオーディション!

27/107
前へ
/689ページ
次へ
乗客もわたしと浜本以外に、女性の二人組が乗っているだけだった。 ガタンゴトンとバスは音を鳴らしていざ、出発だ。 途中までは都会的な町並みを走っていたバスは気がつくと、緑がいっぱいの景色に変わっていた。 車窓の景色は、どんどん流れていく、わたしを乗せてこのバスは何処までも行くのではないかな、なんて思わずそんな幻想に落ちいてしまった。 都会から離れて、久しぶりに見た緑がいっぱいの景色が眩しい。
/689ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加