そして、南の島でのオーディション!
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そのホテル『夢夢ホテル』はヤシの木とハイビスカスなどの色鮮やかなお花や緑に囲まれた、中々立派なホテルだった。 「中々、良いホテルじゃない」 わたしは、夢夢ホテルを見上げて言った。 「だよな、さあ、行くぞ」 浜本は、ホテルの門をさっさと抜けて歩き出した。 「待ってよ~」 わたしは、浜本の後を追いかけた。
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