英美利の青春はお仕事だ!

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「英美利ちゃんってやっぱりなんだか楽しい子だよ」 留美ちゃんが笑って、わたしの顔をじーっと見る。 「どこがよ?」 「なんて言うのか美人なのに表情が、ころころ変わって、一人で微笑んでいるかと思っていたら、突然面白い顔をしたり、怒り顔になったり忙がしいもんね」 留美ちゃんの言うとおりかもしれない、わたしの気持ちは、顔に出ていた。 ああ、もう……。 もっとクールに振る舞いたいのに。 だって、わたしは、クールビューティー英美利なんだから。
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