英美利の青春はお仕事だ!

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わたしは、雑誌でも『クールビューティー英美利ちゃん』とよく取り上げられた。 ふふっ。もっともっと自分に自信を持っていいのよ。 だって、わたしは、中川英美利なんだから。絶世の美女よなんてね。 なんてね、うふっふっとわたしが楽しく自分の世界に入り喜んでいると、教室の前側の扉が開いた。 そして、開いた扉からふわふわした空気が流れてきた。 皆の視線が……。 教室に入ってきたあの子に集まった。
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